Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

セントルイス大学政治学部教授。国際関係学科主任。元米空軍教員。

経歴・学術論文等はこちら:https://researchmap.jp/katagirinoriyuki

ブルースカイはこちら @norikatagiri.bsky.social。

執筆、講演等の仕事の依頼は nori.katagiri@slu.edu までお願いします。

研究者の方々へ、Global Studies Quarterly (https://academic.oup.com/isagsq) への寄稿を是非ご考慮下さい。副編集長として編集作業に携わっております。お気軽にお問い合わせください。日本の多くの大学がそうであるように、JUSTICE (https://contents.nii.ac.jp/justice) 所属大学の方々はオープンアクセス出版料金が免除されます。

2012年08月

週末はフロリダへ

今年のアメリカ政治学会はハリケーン・アイザックの影響で中止。会場だったニューオーリンズに初めて行くのを楽しみにしていたため残念。気を取り直して今週末はフロリダのビーチで気分転換することに決定。夜はビーチに面する基地のロッヂを予約した。週末の天気は良さそうだ。

今年のアメリカ政治学会@ニューオーリンズ

ハリケーン・アイザックがフロリダ沖で猛威を振るいながらニューオーリンズに近づく中、今年のアメリカ政治学会の発表の準備を進めている。

木曜日朝に現地でパネリストとして発表の予定。今の場所からニューオーリンズまでドライブして片道5時間ほど。このスケジュールのままドライブすると方角、時間両方の面で真正面からハリケーンに突っ込むことになるので、どうしたら回避できるか周りの人と相談している。

一方で初めてのニューオーリンズを楽しみたい。学会中は自分の研究を発表することに加え、別のパネルのチェアもこなす。母校のレセプションに参加したり友人らと再会する予定もある。先日お世話になったアサン研究所が発行する新書の昼食会にも参加予定。そして2年ぶりに日本人政治学者による夕食会にも時間を作って参加したい。

また、観光面でもフレンチ・クオーターを訪れて特有の食べ物や音楽、そしてアメリカの歴史を感じたいし、ルイジアナ周辺の「沼地」も見てみたい。今回の出張中には近辺地域にある基地で宿泊する事も計画している。

韓国出張のアルバム

今回の韓国出張は8月上旬から数日間。目的は研究機関で客員研究員として仕事する事と、来年の海外出張の視察とその準備。

今回お世話になったのはソウルに位置し、ここ数年で世界から注目を浴びているアサン研究所。大学院の先輩のサポートを得て数日間オフィスで仕事をさせて頂いた。仕事の内容はここにあまり書けないが、ソウルの他の研究機関との交流、韓国・米国政府や軍事機関の方々らとの交流、更には国境地域への視察などを含んだ。今回のエントリーはその過程で撮った写真を数枚掲載するもの。

先日載せたものだが、アサン研究所の屋上から。8月のソウルが降水量が多く、今回の滞在中にも結構降った。
IMAG0139

アサン研究所の驚くべき内装。エレベーターも含めて極めて機能的。
IMAG0138

光化門を通り抜け景福宮へ。ソウルは山に囲まれ景色が良い。
IMAG0162

徳寿宮へ抜ける大漢門ではしばし民族舞踊が見られた。
IMAG0170

ソウル地下鉄のあらゆる駅で見られる緊急事態時のキット。様々なシナリオを想定している模様。
IMAG0142

8月15日。韓国では戦後の独立を祝う日になっている。これは日本大使館近くで見た反日デモの様子。
IMAG0157

仕事の一環でソウル市内の米軍基地へ。将校が利用する別の建物でワーキング・ランチを取った。
IMAG0167

ソウルの夜。光化門近くにて。
IMAG0147

ケーブルカーに乗りソウル市内の夜景を見た。レストラン施設もしっかり整備されムードも良い。
IMAG0175

続・ロムニー大統領候補の外交政策アドバイザーチーム

去年のエントリーに加え、先日報道されたロムニー大統領候補の外交政策アドバイザーチームの情報はここから。

Minerva Chair を広く募集中

アメリカ国防総省が主催する学際研究フェローシップの Minerva Chair の募集のお知らせです。

同僚と進めてきた募集要項が認められたためここにて募ります。アメリカの機関(民間大学や政府、一部NGOも含む)に所属していて、アジア太平洋地域への戦略的ピボットを研究している方を(関連分野での博士号は必要)、国籍問わず探しています。

詳細は後ほど掲載する予定ですが、待遇は基地へのアクセス、基地でのレジデンス期間(最低2ヶ月ほど)、給与全ての点で破格の内容です。こちらからの条件としては関連問題を研究し、我が大学の研究や授業を行う事、そしてすでに他の機関に属している事などがあります。

興味のある方はCVを添付してメールにてご連絡願います。

久しぶりの日本にて

韓国から移動してここ数日は日本で過ごした。この時期の帰郷は珍しく、数年ぶりの真夏と残暑を経験しながら昔を思い出すことができた。

日本での仕事はお世話になっている先生へのご挨拶や、自分の研究、そして政府機関での講義をこなした。火曜日は午前6時過ぎに起床。コーヒーで頭を覚ませて朝7時前に滞在先を出た。一度やってみたかった「朝吉野家」をした後、満員地獄になる寸前の通勤電車で1時間ほど先の講義先に向かった。

目的地の駅に着くと少し時間があったので喫茶店で講義の準備。その後は時間通り門を通過し、別の案件を処理した後は今回ホストして下さった先生にご挨拶。お忙しい中とても優しく迎えてくれた。

授業は準備していた通りの出来。想定外の出来事も起きたが問題なく仕事を完遂。去年お会いした別の先生も参加されて3人でイタリアンを昼食に取った。

その後は買い物を済ませて電車で帰宅。家族の多くのメンバーにはお世話になった。ご飯も美味しかったしスカイツリーの展望も良かったし、短い間だったが楽しい時間を日本で過ごすことができた。

日韓関係と大戦略

大使館を通してここ数日で韓国や各国政府の代表者数名と会談した。この国では経験、年齢、人間関係やステータスが複雑に混ぜ合わさりながらその人間を価値を生み出すため、初めて会う方々との最初の数分間はやや微妙な感じで会話が進む。一瞬だが不愉快と感じることもある。ただその文化的側面を理解することも大切なことなので、今回は会議を重ねながら多くを学んでいる。また、小さな役割ながらも今は米空軍を代表して韓国にいる身、自分の責任を全うするよう仕事を頑張っている。

韓国で政策関係者と交流しているため、このブログの読者の一部は私がどのような感じで日韓関係について話しているのか興味を持つだろう。今回聞いたことでここに書けるのは韓国国内でも意見は様々な形で割れており、必ずしも一国が一致したスタンスを持っているわけではないことである。幾つかの新聞記事を読む限り、すでに外交・経済面で日韓関係に支障が出ているようだが、お互いの内政を考慮すると極めて複雑な政治問題が浮き彫りにされる。

また、私が特に重要だと思うのは、日韓関係をできるだけ外交的にうまく行うことが必要である一方、日韓の枠組みを越えた東アジア全体、そして世界全体のグランドストラテジー的視点から日韓関係を理解する必要があることである。特に世界レベルの視点を持つことは難しく、日本のメディアを見る限り、それをする日本の専門家は極めて数少ない。今回の会談で私が相手側数名にそう促しても特に満足ゆく答えも返ってこない。だが将来の日本を考えるにあたりそこが一番大切だと思う。また、私の授業の中でも基本的に二カ国間のみのペアで国際関係を考える(生徒に考えさせる)ことは非常に稀で、ほとんどの場合はここ最近のアメリカの「再均衡」の枠組みで地域全体、もしくは世界全体レベルの戦略的思考を促している。

仕事とネットワークとK-POP

今週に入って仕事のテンポも加速。こちらの研究者とのネットワークもしっかりと進んでいる。名刺のストックが凄い勢いで減ってきている。忙しいスケジュールの合間を縫って北朝鮮との国境地帯と非武装地域にも行ってきた。

今週後半にはここでは書けないがビックリするような人達とのアポも幾つか入れた。公務と特殊な環境のため写真が取れそうもないのが残念なのだが、自分にとって新しい場所で新しい経験ができるので楽しみにしている。

-----
ソウルに入って明洞でもコンビニでもどこでも流れている曲がこれ。テンポがよく気にいってしまったため調べたらここにあった。まだデビューしたての新しいグループらしい。

K-POP AOA (Ace Of Angels) ELVIS (DEBUT MV HD) 니코동

韓国の研究機関にて

韓国に来て数日、時差ぼけも治まってきた。ただアメリカ南部の気候と比べて湿度も高いソウル市内を動き回っているので疲労は溜まる。

今回お世話になっている研究機関は滞在先から徒歩圏内で交通の問題がない。それでも初日は行き道を迷いに迷い、1時間ほど雨の中街中を徘徊して、人に道を聞きながら、大汗をかきながら目的地に着いた。

今回の訪問を助けてくれた方に早速お礼を言うと、一人用の立派なオフィスを与えられそこで早速仕事開始。スタッフのバックアップも強く感謝の念が尽きない。

ソウルに到着!

韓国の首都ソウルに到着。出張の一環として現地の研究所の客員研究員として公務を続行中。数日後には東京にも寄って仕事をこなす予定。

初めてのソウルは東京との類似点が多く生活がしやすそう。
月別アーカイブ