Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

セントルイス大学政治学部教授。国際関係学科主任。元米空軍教員。

経歴・学術論文等はこちら:https://researchmap.jp/katagirinoriyuki

ブルースカイはこちら @norikatagiri.bsky.social。

執筆、講演等の仕事の依頼は nori.katagiri@slu.edu までお願いします。

研究者の方々へ、Global Studies Quarterly (https://academic.oup.com/isagsq) への寄稿を是非ご考慮下さい。副編集長として編集作業に携わっております。お気軽にお問い合わせください。日本の多くの大学がそうであるように、JUSTICE (https://contents.nii.ac.jp/justice) 所属大学の方々はオープンアクセス出版料金が免除されます。

2018年02月

大学の写真

大忙しの日々が続く。今日は所用のためキャンパスを横切った。その時に撮った写真がこれ。

普段は綺麗な芝生に何らかのメッセージが書いてある。読む時間さえなかったが、この一面にある青いものは風に揺られてキラキラ光っていた。

20180227_130557

大学のスタバ。朝の授業前に行くと学生でごった返している。
20180227_130521

北朝鮮の講義@ワシントン大学

昨夜はワシントン大学にて北朝鮮の講義に参加した。講師はミズーリ大のグライテンズ教授。

渋滞のため到着が少し遅れたが、大学のキャンパスは相変わらず美しい。講義の建物の前にはメディアが多く待ち構えている。たった3時間前にミズーリ知事の旦那が起訴されたばかりだったからである。

20180222_193734

講義の内容は北朝鮮からの難民で、とても良い話を聞くことができた。80人ほどが参加し、質疑応答の時間には私も質問をした。

20180222_182822

その後は夕食会に招待されていたため、グライテンズ教授を含めた6人の教員でイタリアンの Acero で夕食を取った。彼女との間には共通の友人が多いので、話も盛り上がった。

彼女には護衛が常時付いており、夕食の際も距離をとって我々一向を監視していた。

アメリカの中国人留学生を監視するFBI

先日行われたFBI長官の議会証言で、アメリカにいる中国人留学生をアメリカ政府が監視をしている、との記事があった。The Chinese Student Threat? と題された Inside Higher Ed の記事は詳細に詳しい。

アメリカでの大学教育に関わる者なら普通のことだが、我々の周りには中国からの留学生は多い。大学院でも先輩にも後輩にも何人もいたし、今の大学でも授業で教えている。

この記事によると、中国からの留学生に対してはアメリカ政府以上に、学問の人間が特にこの脅威に対する危機感が緩いようである。FBI長官は、naïveté on the part of the academic sector about this を指摘している。特に孔子学院を例にあげ、中国政府による投資がアメリカでの教育を不当に影響していると示唆している。

しかしこの記事の後半でも述べてあるように、留学生全般にはビザの取得の時点で既に厳しい審査が行われているのが現実で、これ以上具体的にどのような措置を設ける必要があるのか、などについては詳しく述べられていない。

また、留学生とは言っても専門分野でその性質が異なる。政治学を学ぶ留学生と、STEMを専門にする学生は異なる。更にこの記事に関しては、中国からの留学生によるスパイ活動が疑われている一方、特筆すべき具体例が挙げられていないことも問題の一つであるといえよう。


娘の成長

赤ん坊の成長は早く面白い。前からそうだったが、ここ最近になって笑顔がどんどん可愛くなってきた。

うちの子はセサミ・ストリートが大好きである。朝の8時半になると毎日テレビでエルモが出てきて、エルモが歌いだすと必ずテレビを向き、喜ぶ。エルモの歌を歌ってあげると、両手をあげて喜ぶ。なのでエルモのぬいぐるみを買ってあげた。

最近、我が家では日本のテレビを観れるようにした。24時間観れる。アンパンマンや相撲やバラエティなども観れるのである。エルモとアンパンマン、どっちのほうを気に入るのか、少し気になっている。アンパンマンのほうを好きになってしまったら、どうやってぬいぐるみ買えばいいのか。

相変わらず大学に連れて行くと、学生が娘のことを見に来る。白人の女子大生が大半を占める我が大学、アジア人の赤ちゃんに興味を持っている。先日、家族で大学の学食を昼食を食べていた時も、娘がめっちゃ注目を浴びていた。我々が通ると会話を止めてこっちを見て来るのである。日本語でいう「あらー可愛い」という感じで声をかけてくるのである。

私の授業でもこんな調子で集中して聴いてくれよ。

チャンチャン。

Cheeburger Cheeburger に行ってみた

先日、仕事と買い物の間の時間をぬって、Cheeburger Cheeburger というチェーン店で昼食を取ってみた。アメリカの十数の州で展開しているファストフードのようだが、今まで一度も聞いたことがない名前だった。

店内に入るとそこにはいかにもアメリカというようなインテリア。ハンバーガーの店である。

20180206_133634

急いでいたこともありすぐに席につき、早速オーダー。今回試したのは照り焼きバーガーである。すぐに調理に取り掛かり、完成まで5分。味は予想以上に良かった。

20180206_133029

フィリピン渡航者募集のお知らせ@カーネギー評議会

ワシントンのカーネギー評議会が、今年の10月にフィリピンに渡航し仕事をする方を探しています。日本人も対象です。渡航費用や滞在費も出るようです。

興味のある若者は是非どうぞ!

https://www.carnegiecouncil.org/news/announcements/2018-05-02-call-for-applications-for-manila-philippines-fact-finding-trip-october-2018

元教え子の陸軍大佐からのメール

先週、あるメールが届いた。空軍戦争大学での1年目に仲の良かった陸軍大佐からである。

彼はもう退役し、コントラクターとして米軍で勤務している。現役時の専門はミサイル防衛で、引退した今は監査をやっている。

近くフィリピンに出張ということで、私と当時一緒に行った出張を思い出し、久しぶりにメールしたいと思ったのだと言う。昔と変わらずメチャクチャな文法のメール(これはよくある事で、これでどうやって大佐に選ばれるのか昔は不思議に思っていた)だが、私にとっては嬉しい限りである。

元気にやっているようで、こちらも元気だと返事をした。

思えば、私が1年目に担当した佐官らはそのほとんどが大佐として退役し、今はもう別々の仕事に就いている。戦争大学を卒業して将官になる大佐は10%と厳しい世界である。そもそも米空軍の大佐のうち将官に昇進できるのは5%なのである。年齢で言えば、50代前半で次の仕事を探さなくてはならない。

一方で海外から戦争大学に派遣される大佐らは恵まれている。彼らの多くは母国ではエリート中のエリートであるため、そのほとんどが順調に昇進し、母国で重職に就いている。

しかし大佐で辞めている佐官もマックスウェル組には多い。私が担当した台湾、バングラデッシュ、ケニアなどの大佐は様々な理由で軍服を脱ぎ、民間で勤めている。ギリシャを含む、ここ数年のうちに大不況に陥った国家の軍人も給料が激減し、民間の給料よりも低くなっているため、退役の道を選んで新しい職業についている者もいる。

米軍を含め軍隊の上級佐官は凄まじい権力と資源を持ち合わせている。しかし長い目で見れば、彼らのキャリアは驚くほど短く、経済的にも真剣に考えなくてはならない仕事なのである。

銀行の金庫の中でコーヒーが飲める喫茶店

先日、通勤時に少し時間があったので、大学近くの喫茶店に寄ってみた。着いて初めて気がついたのだが、そこは「銀行の金庫の中でコーヒーが飲める喫茶店」だったのだ。その名は Shaw's Coffee。世界ではここ一軒しかない、めっちゃローカルな喫茶店である。

早朝、車を止めて入り口を望む。

20180130_075616

入ってコーヒーをオーダーし、ソファに腰掛ける。写真は撮らなかったが、店内は珍しく植物で飾ってある。緑と茶色の調和が美しい。綺麗に掃除、そして整頓されていて、心地よい。

20180130_075931

早朝で授業もあるため長居はできなかったが、店員に話を聞くと喫茶店になる前は銀行の建物だったそうだ。なので金庫も残っている。さらにその金庫の中でコーヒーを飲むこともできた。

20180130_080045

これが金庫の中。狭くて金色のインテリアで正直言って落ち着かない。サクッと一杯飲んで店を後にし、大学に向かった。

20180130_080027
月別アーカイブ