毎日のように新聞を賑わしている香港。情勢を見ていて思う点が二つ。1.デモの鎮圧に当局が苦労しているが、一方でこのデモがなぜ中々成功しないのか疑問に思う。デモが武力の差により困難化しているのは理解できる。しかし同時に、中国の民主化を望む国にとっては静かに介入する絶好のチャンスでもある。そのため、外部の機関が相当の資源を使って情報収集と政治工作をしていることは考えられる。
しかしデモが始まり数週間、結果が出ていない。中国の民主化を進めるためにはまずは香港で成功する必要がある。このデモが鎮圧されればその機会はまた数年やってこない。今以上のリスクをおかして中国の民主化を促す国は少ないのかもしれない。
共産党による鎮圧が成功すれば、中国の民主化は更に遠のくことになる。共産党の統治力も高まり、現政権も強化されるだろう。
2.香港の地形は面白い。スノーデンが2013年に一時的な逃亡先に香港を選んだ理由は想像できる。アメリカと中国は犯罪人引渡し条約が無く、香港の経済発展は著しいため、ネット環境も整っており、一時滞在はしやすい。
彼は日本にも数年いたくらいであるから、過去にも香港を訪問していたのかもしれない。また、繁華街から一歩でも路地裏に入れば、複雑な地形のため、少なくとも数ヶ月の間は協力者にかくまってもらうことができる。
ただ、最初の滞在ホテルに The Mira は良案だと思わない。西洋人が多く宿泊する場所だが、尖沙咀のど真ん中のホテルはマスコミも大量に入れ、セキュリティのカメラも多く、裏口からも逃げにくい。逆にメディアのアクセスを利用しようとしたのだろうかと思ってしまうが、実際に彼が使ったメディアはほんの幾つかに過ぎなかった。

















