2019年09月
来年3月にハワイで開かれる予定の国際関係学会への参加が決まった。私の担当は3つあり、論文の発表、パネルの議長、そしてパネルの討論者をこなす。
ハワイは今年の3月にも訪れた。
その時はプライベートだったが今回は仕事で。それでも家族は連れてゆく予定。
締め切りが迫っていた、オックスフォードのチーム作業の論文を完成させ、先ほど提出した。私の担当はサイバー戦争における反撃の分析で、6000字の論文。調べれば調べるほど新しい内容が出てくる問題で、サイバー技術の革新とともに内容が変化する可能性のある、中々難しい論文だった。
しかし書いていてとても楽しかった。これは12月に提出する本にも直結する大切な論文で、これを元に幾つか新しい角度で物事を見ることができるようになった。
今週木曜日、授業の合間の時間を使ってセントルイス中心部に赴き、SecureWorld の会議に参加してきた。
この会議は主にアメリカのサイバー産業の専門家が月に二度ほど、アメリカ各地の都市に集まり、意見を交換したり、数十人ほどのベンダーがブースをセットアップし、そこでコンピューターのソフトウェアを売ったりする会議である。会場はセントルイス中心部のイベント会場だった。ざっと100名ほどの専門家が集まっていた。
中々珍しい経験だった。壇上で話していた専門家の一人はハッカーなのだろう、「こういう場所に来て私がまず最初にするのは、このビルにいる人たち全員のスマホをスキャンして弱点を探すことだ」と堂々と言っていた。サイバー攻撃をする人間はそのように考えるのだろう。その話を聞いていた人たちはそれでも堂々とスマホをいじっていたのだが。
他にも色々なベンダーを見て回り、その一人とも話をしてみた。私のような政治学者にとってはついて行くのがやっとなほどのコンピューター専門用語が一つの文章に何度もボンボン出てきて、こちらは余裕の表情を維持しながら話を聞くのがやっとだった。この分野の深さを一瞬だけだが、少し分かったような気がした。
まとめると、とても良い経験になった。また参加したい。
毎月連載させて頂いている治安フォーラムにて、拙稿「オックスフォード大学で開かれた非公式の「戦争」会議」が出版されました。
今回は7月に訪英した際に感じたことをまとめました。世界では我々が知らない多くのことが起きています。興味のある方は是非ご覧下さい。
友人から送られてきたのはバレリー・プレームの議員立候補宣伝のサイト。面白い。是非見て下さい。
そしてもう一つは我がミズーリ州前知事、エリック・グライテンズの立候補時のサイト。気合い入ってます。噂では海軍に戻り、今秋から中東に派遣されるとのこと。
有給だった去年のとは違い、今年の9月は忙しい。締め切りを幾つも抱えている。普段の授業の準備や事務の仕事に加え、研究でもある。
9月14日:安保関係の専門誌に提出した論文のR&R(仮合格)の訂正提出日。1000字。頑張ったがこれは間に合いそうにないので相手側に延期の願いを伝える予定。
9月15日:秋にドイツで発表する予定のテロリストによる「学習」についての論文。7000字。学会発表まで2ヶ月以上あるのに既に締め切りである。締め切り等に厳格な国だが、これがドイツが成功する理由の一つであるとも思う。
9月30日:治安フォーラムの連載記事の締め切り。2000字。今月のトピックはまだ決まっていない。
10月1日:オックスフォード大学のチームによる共同出版の論文の締め切り。サイバー安保に関して6000字。
12月1日:サイバー安保の本の提出日。80000字。
ワシントンでは30分ほど、National Gallery of Art を訪れた。ここはスミソニアンのモールに位置し、学会会場からは地下鉄で30分。入場無料で数々の傑作が飾られている。
館内地図一階の右奥にあった部屋。小さい部屋に巨匠の作品がこれでもか、と並べられている。
ゴーギャン。
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