Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

セントルイス大学政治学部教授。国際関係学科主任。元米空軍教員。

経歴・学術論文等はこちら:https://researchmap.jp/katagirinoriyuki

ブルースカイはこちら @norikatagiri.bsky.social。

執筆、講演等の仕事の依頼は nori.katagiri@slu.edu までお願いします。

研究者の方々へ、Global Studies Quarterly (https://academic.oup.com/isagsq) への寄稿を是非ご考慮下さい。副編集長として編集作業に携わっております。お気軽にお問い合わせください。日本の多くの大学がそうであるように、JUSTICE (https://contents.nii.ac.jp/justice) 所属大学の方々はオープンアクセス出版料金が免除されます。

2021年01月

今学期の授業が開始

今学期の授業が開まった。

先学期と違い今学期は2コマ担当で、週3、全てズーム。

教えるのは国際関係学入門とアジアの政治学だ。両クラスともほぼ満員御礼。アジアへしっかり注目してることは嬉しい。

教える内容の大きな変化はないが、コロナとサイバー関係のネタは増やした。

状況の変化が著しいので随時の対応が大切になる。

Frau の記事「え、違法?夫婦同姓の強制により海外で窮地に立たされた女性研究者の苦悩」

学者・研究者でなくとも読むべき大切な記事。是非読んで頂きたい。


サイバー安全保障について書いた論文

サイバー反撃について書いた論文が、「21世紀の戦争」という名の本の中で、ルートレッジから出版されます。私の論文は第7章に掲載されています。



これは2019年にオックスフォードで開かれた会合を元に編集したもので、オランダ国防大学の専門家らとのコラボです。



2020年の2月にはオランダ国防大学を訪れ、別のプロジェクトの研究発表も行いました。



少し値段は高いですが、興味のある方は是非どうぞ。

雪の日

粉雪だが、今日は久しぶりにしっかり降った。5センチほど。

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アメリカ政治学会の提案書は明日までに

アプサ(アメリカ政治学会)の提案書提出、現地時間の明日夜が締切。

今回もサイバー関係のと日本の安全保障に関する論文を提出します。

コロナの影響が主な理由で十中八九オンラインでの開催になるとは思いますが、最近は技術の進歩や世界各国への有効の時間割もできてきているようなので、去年よりは多少参加しやすくなると感じています。

高村薫氏の「リヴィエラを撃て」を読んでいて思うことパート2

高村薫氏の「リヴィエラを撃て」はとてもよく書かれていて、テンポも速いため読んでいて飽きない。

もちろん、執筆当時のとは環境も多少異なり、技術の進歩もあるため、現代の「やり方」とは異なる部分もあるが、基本的な線、プロット、構成は素晴らしい。

このレベルのヒュミント小説に最新のシギント・イミントを大幅に加えると、更なる大作が生まれるのではないかと思う。

また、著者による現地取材も素晴らしく、現地で見聞きしたであろうことが詳細に、話の背景に合ったやり方で書かれている。

私も結構歩いたロンドン各地が様々な地点で交錯していて、地図を確認しながら読み進めると止まらなくなる。

現在は下巻の最初の部分。

クロス・ドメイン戦略の分析@オランダ

友人のティムらが最近出版したこの論文は、日本の防衛政策でも取り入れられているクロス・ドメイン戦略の分析を、深く掘り下げる有益な作品だ。



クロス・ドメインをエスカレーションの過程として捉え、その過程の構成要素を簡単にまとめている。少し雑な感はあるが、サイバー含む現行研究の中では数少ない手法だ。

この論文が良くなる部分は後半にあり、特にドメインをインテリジェンス、サイバー、経済、軍事などの分野に分け、それぞれの分野を更に掘り下げる。軍事研究の中で頻出する、防衛、威嚇、抑止などの視点から、それぞれのドメインがどう構成されているのかを、最近の事例を用いて分析している。

無料ダウンロードなので興味のある方は是非どうぞ。

今週のエコノミストの表紙

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アジア「回帰」の復活?

カート・キャンベルのバイデン政権NSC入閣に関して。



彼で有名なアジア・リバランス(ピボット)に関しては2年前のこの時期に学術論文を発表しました。批判的です。是非どうぞ。


米中関係をまとめた良い論文

シラバス作りをしていて見つけた、米中関係をまとめた良い論文。安全保障から経済まで幅広く、そして技術などの面もカバーしている。

2019年と少し古いが学部1年生のIRのクラスの宿題に果たすことにした。1月20日現在アクセス無料。


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