2024年03月
早朝、シャンゼリゼ・クレモンソーから足を南に向けた。道の両手に素晴らしい建物がある。右手はグラン・パレ。巨大な展示場及び博物館のようだが、今回は用は無い。
そして左手にはプティ・パレ。小型の博物館で、こちらの建築のほうが美しいと感じた。
アンヴァリド方面に南進続けるとアレクサンドル3世橋に到着する。
橋の上から東を向く。
橋の上から西を見るとエッフェル塔。
この角度は有名のようだ。私の周りには観光客と思われる人たちが、豪華なドレスを着てセルフィを撮っている。ウェディングドレスを着たモデルのような女性が一人で写真を撮っている。歩行者の少ない早朝の時間だからできる、すんごい考えだ。日本で例えれば、清水寺でレンタル和服を着た観光客が自撮りをしているような感覚なのだろう。
橋を渡り来た道を眺める。
10日後のゼミで使うこともあり、スティグリッツの傑作 Globalization and Its Discontents を読み直している。
20年ほど前の博士課程時代、トムのゼミで読んだこの本を私はとても気に入っており、いつか授業で使おうと思っていた。米空軍時代はその機会はなく、現在の大学に移ってからも国際安全保障を中心に授業を担当していることもあり、使う機会が今まで一度もなかった。
読み返すとやはりとても読みやすい作品で、著者の端的な気持ちがとても正直に書かれている。出版から20年以上経過していても学ぶことが多い。加えて、文中の至る所で私のメモ書きが残されており、大学院時代にはこのようなことを感じながら読んでいたんだ、と感銘を受けながら読むのも中々楽しいものだ。
ここ数日の海外出張もあり最近は読書をする時間が全くなくなってしまった。来週は国際関係学会のためにサンフランシスコに行くので更に時間がない。日本から取り寄せている図書の数冊がまだ手付かずの状態にある。
オランダのある機関からの招聘で10月にサイバー関係の講演を行うことになった。とても楽しみだ。
今回はフランス滞在中で遭遇した食べ物のアルバム。滞在中は色々な場所で食事を取り、朝食でさえも外食することが多かった。サービスは悪い所が多いが、食事の質は高かった。
ミーティングの前後にはカフェでの準備が欠かせなかった。もちろん、至る所にある有料トイレを避ける利点もあるが、スイーツからクロワッサンまで色々試しながら店で数分過ごすのは決して苦痛ではなかった。
外務省講演前に過ごしたカフェ。
定番のエスカルゴは何度も口にしたがどれも美味しかった。ちなみに、在仏日本人が紹介している、多くの日本人が愛用するこのブイヨンのサービスは極めて悪かった。
別に訪れた、家庭風ブイヨンでの食事も質が高かった。前者と比べサービスは良かった。ここも現地の日本人が薦めているが、私はユーチューブなどのSMSを利用した、店側とのビジネスが背後にあるのではないかと疑っている。
シテ島から南東に向かって歩いて3分、ノートルダム寺院を一望できる立地のフランス料理屋での食事はとても良かった。左は前菜のアスパラガス・スープに右はエスカルゴ。
我々は予約時間より早く入店し、店一番のテーブルをゲットし、素晴らしい景色を堪能することができた。写真左は牛肉を煮たもので、右は私のメインのアヒル料理。
街中至る所にあるモノプリにはとても助かった。この店舗ではアジア料理が揃っていた。
近付いて見ると寿司が充実している。
こちらは中華のセクション。
フランス外務省での講演はとてもうまく行った。参加者はフランス首相府のサイバー戦略担当者やサイバー・コマンドかの分析官数名、外務省やそのほかの機関から。
話の内容は人工知能と政府によるサイバー作戦の関係で、ここ数か月のうちに幾つかの場所で披露してきたものだ。少し日本のサイバー戦略に話を絡めたら、質疑応答ではそちらのほうに質問が集中したw。日本の政策と戦略に相当な興味を持っており、それが充分に満たされていない状況が感じられた。事実、こちらから質問してみると、日本の機関との関係はあまり強くなかった。
その後、セットアップをしてくれた担当官と近くにある、カフェ・コンコルドで昼食。
私が食べたのはマグロのステーキでとても美味しかった。白ワインにとても合った。また来たい場所だ。
パリのアレクサンダー・ネフスキー大聖堂を訪れた。このブログでは一定の宗教を特別扱いすることはない。過去にも書いているように、機会ある度にシナゴーグからロシア聖堂まで様々な場所を訪れている。
8区の静かな住宅街に位置するこのロシア正教会の歴史は長く、私のほかにも数名の訪問客がいた。
正門から入るとまずは土産物が展示されている。このほかにも多くの物を購入することができる。
内部での会話は全てロシア語で行われ、書かれている言語もロシア語だった。写真を撮る人間は多くはなかったが、撮影を拒否されることはなかった。
宗教学に関しては全くの無知を承知で書くが、ここを訪問している間に、かつて訪れたベオグラードのセルビア正教会を思い出した。内部の装飾の仕方が少し似ていたからだ。

この絵画を見てあなたは何をどう思うのだろうか。
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