2024年11月
古典的なハニートラップの計画劇。あまり日本では報道されていないようだ。
スパイたちはグロゼフを追跡し、オーストリアのウィーン、モンテネグロ、スペインのバレンシアまで尾行。グロゼフを殺害、誘拐してモスクワへ連行、及びベリンキャットに潜入することについて犯人側が話し合ったようだ。
感謝祭で思い出すのはアメリカで初めて過ごした感謝祭。
大学一年生だった私は感謝祭の意味が今ひとつ分からず、その週になって大学の友人の多くが実家に帰るということを聞いていた。それでも午後は普通にバスケを過ごしていたが、その夜になって私の大学からニューヨーク・シティ行きの夜行バスが出るという話を聞いた。
何も予定していなかった私は着替え等の最小限の荷物をバッグに詰め、その数分後に大学キャンパスのバス停留所に行き、往復切符を10ドルで購入し、バスに乗った。
快晴の翌朝、バスはブルックリンの地下鉄の駅前に到着し(どの駅かは思い出せない)、他の人はみな降りて行った。終点だったそこに降りた私は一人、行き先はなく、どうしようかと途方に暮れながら、遠くに見えるマンハッタンの摩天楼を見つめていた。
駅前にあった公衆電話から親友のウィルの実家に電話すると、既に実家に戻っていたウィルが運よく電話に出た。状況を話すとすぐに、気軽に実家に来るよう言ってくれた。ブルックリンの59丁目の地下鉄駅で降り、彼の実家まで歩くとそこで家族全員に紹介してくれ、3日ほど泊めてくれた。ウィルは中国・パナマ系アメリカ人で、香港出身の彼の父親は近所の中華料理屋でシェフをしており(59丁目付近は中華街で有名)、毎日中華料理を振舞ってくれた。
その後数日間、ウィルと地下鉄に乗ってマンハッタンに行き、色々な所を訪れた。素晴らしい経験になった。
旅行含めた予定を立てる大切さは痛感している。同時に、世の中には大きな感謝に値する人たちがいるということもしっかりと思い出す。
ここ数年の間に読んでいる、日本の大学関係の記事はほぼ全てがネガティブなもので、この記事もそれに準ずる。
改革の仕方も改革の先も読めないため必然的にその種の見解が跋扈する。一方で、記事の中で気になった部分にコメントしたい。
「伊藤学司氏が「中間的な規模の大学や短期大学が毎年90校程度減少していく」と、現在の危機的状況について言及」
非常に危機的な状況だが、日本特有の対応の早さはここでは見られない。経済状況と近く、中々大きな改革に踏み込めずズルズルゆくタイプの問題に直面している。
20年ほど前、故・西部邁さんとその仲間の方々と一緒に、新宿のバーで何度がお話しをさせて頂く機会があった。その時にもこれに似た、大学全入の話をしたのを覚えている。
「たとえば、授業中に何の断りもなく突然席を立ち、トイレに行って黙って戻ってくるとか。もちろん、人間なので急な腹痛などで席を立つことは仕方がないと思いますが、その際にはひと言声をかけるのが普通じゃないですか?」
この種のことで教員の許可は必要ないし、わざわざ授業を止めて教員に話しかける必要もない。
「件名も本文もなく、ただレポートや資料を添付して送ってくる」
アメリカではこれは昔から普通のことだ。留学生が今後日本の大学で増えるのなら、この種の行動には慣れた方がよい。
斎藤幸平氏の「人新世の「資本論」」を読み始めた。
マルクス主義の作品に関わることはあまりないため、多くを学びたい。楽しみにしている。
再提出が遅れていた仮想通貨とランサムウェアの論文を、週末の時間を使って完成させ、イギリスの出版社に送信した。
ここ数週間の間は出張や学会、大学のイベントに加えて普段の授業などに多くの時間を費やすことが必要で、研究出版に使う時間が中々取れなかった。
感謝祭のある今週は少しだけ時間があったので、それをフルに使って完成させた。出版されるのは来年か。楽しみだ。
長島補佐官のワシントン訪問には少し期待したが、トランプ次期政権の中心人物との会合は無かったようだ。そもそも向かうべきところはワシントンではなくマララーゴのはず。
示唆するのは、外務省でもトランプ次期政権とはまともなパイプが築けていない点だ。ルビオなどは議員として何度か訪日していたはずなのにこのレベルだ。
現時点での情報収集と関係構築をするのであれば、それは日本の役所ではなく昔からトランプと個人関係を築いてきていたビジネスパートナーにあると思う。もしくは、パームビーチでトランプ相手に商売する日本人のほうが良い関係を築いているのではないか。
日本をベースにした日米関係の専門家も個人的な情報筋を使って色々書き込みしているが、閣僚メンバーの予想はほぼ全て外れている。トラック1,トラック1.5,トラック2全てで日本の情報収集能力が機能していないのが現実だ。
国際関係学会アメリカ中西部の年次会に金曜日、参加した。
今回は初めてジャーナルの編集長の合同パネルに登壇者として参加。GSQのチーフを務めるブレントに薦められ一緒に登壇することになったのだ。
とても良い経験になった。国際関係学会の様々なジャーナルの編集長と知り合えた他、彼らの意見を聞くことによって他のジャーナルがどのように機能し、編集チームがどのように考えているのかなど、普段知りえない情報を得ることができた。
私もGSQの編集チームの一員として、色々な意見を共有した。とても有意義な時間で、是非また来年も参加したい。
カテゴリー
月別アーカイブ









