Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

セントルイス大学政治学部教授。国際関係学科主任。元米空軍教員。

経歴・学術論文等はこちら:https://researchmap.jp/katagirinoriyuki

ブルースカイはこちら @norikatagiri.bsky.social。

執筆、講演等の仕事の依頼は nori.katagiri@slu.edu までお願いします。

研究者の方々へ、Global Studies Quarterly (https://academic.oup.com/isagsq) への寄稿を是非ご考慮下さい。副編集長として編集作業に携わっております。お気軽にお問い合わせください。日本の多くの大学がそうであるように、JUSTICE (https://contents.nii.ac.jp/justice) 所属大学の方々はオープンアクセス出版料金が免除されます。

2026年03月

CREST Research Center の研究員に任命

CREST Research Center (Culture, Religion, Ethics, Science, Technology) という学内機関の初年度の研究員に任命されることになった。



私が提案していた研究は人工知能の軍事的利用に関するもので、とてもタイムリーで物議をかもす内容だった。米政府に特に関連する研究かつ道徳的意味合いが濃いプロジェクトである点が評価されたようだ。

今秋より一年の間このコミュニティのメンバーとして議論に参加することになる。とても楽しみにしている。

セントルイスからコロンバスまでドライブしてみると

今回、セントルイスからコロンバスまでI-70のフリーウェイをドライブするにあたり、片道7時間で3州を跨った。中々できない経験で面白かったのと同時に、幾つかの感想を持った。

イリノイの高速はよく舗装されており運転しやすかった。ガソリンの値段はここが最も高かった。

インディアナの高速はデコボコ道が多く運転しにくかった。綺麗だったのはインディアナポリス周辺で、郊外から田舎道まで酷くなる。トウモロコシ畑ばかりだった。

オハイオはインディアナよりも少しだけ舗装されていたが、ドライバーの民度が低かった。一番右のレーン(速度が最も低いレーン)を運転していても、後ろから来る大型トラックがレーンチェンジしたくないがために、私に左に移るようパッシングを何度もしてくるしw、別のときに携帯の地図を見ながら運転していると、横からおっさんが何度もクラクションを鳴らし何やら叫んでくる。他の車のドライブも総じてラフだった。ミズーリにもこの種の輩が結構いる。

ミズーリ、イリノイ、インディアナ、オハイオと近所の州でも結構違うので面白い。

ダウンタウン・コロンバス

学会中は短い間だったが、コロンバス中心部を少し歩く機会があった。

とは言ってもオハイオ州庁舎のみ。この街は観光に乏しく、見る場所もほとんどないのだ。

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開花始まる大学キャンパス

金曜日午前、キャンパスを歩くと花が咲き始めていた。

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国際関係学会最終日@コロンバス

国際関係学会の最終日は予定を少し変更し、新進気鋭の研究者と10時に待ち合わせ。久しぶりのご挨拶を済ませてから10時半開始のGSQの編集委員会議に一緒に出席した。

GSQの編集チームの仲の良さに関しては前述の通りだが、毎回特筆に値するほど素晴らしい関係だ。1時間の会議も面白い話で一杯で解散となった。

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この場で正式に、私の副編集長としての再任用が発表された。前のチームのイェレナと一緒に新しいチームを率いることになる。

その後は先ほどの方と更に話をし、正午過ぎ、日本の政治学者の方の時間を頂いて今後の身の振り方の相談に乗って頂いた。忙しいところ私のために時間を作って下さり、そして有益なアドバイスを頂きとても感謝している。

1時45分からは私がチェアを務めるパネルが始まった。4人の発表者と1人の討論者で構成されたこのパネルはとても順調に進み、3時過ぎに散会。ホテルに戻り車でインディアナに向かった。

ライトパターソン空軍基地を訪れた@オハイオ州デイトン

オハイオ州デイトンにあるライトパターソン空軍基地を訪れた。所用済ませ訪れたのは写真撮影可能のこの博物館。

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駐車場の近くには公園があり、様々な記念碑が建てられている。

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入口はここから。この日のデイトンは風が強く寒かった。

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中に入るとまず第二次世界大戦中に使われた航空機が訪問客を迎える。日本のもゼロ戦と紫電改が展示されていた。

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先に進むと別のハンガーに到着し、そこでは冷戦中の航空機が贅沢に並べられている。

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少し前まではF22は気密性が本当に高くこのような場所でも展示していなかった。空軍時代、私が基地をおとずれて偶然22を見つけても、「そこだけは写真は撮らないでくれ」とよく言われていた。時代は変わった。

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やはりこの辺は見に行ってしまう。

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B2爆撃機。

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ここから中に入ると…

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こうなっている。

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土産屋も巨大だ。レイションから多数のプラモデル(全て米国製で、タミヤは一台も売っていなかった)、カレンダー、ジャケット(580ドル)、図書、バッジなど何でも売っていた。

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タンカーが数台置いてある場所からハンガーに向かう。

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GSQの編集委員会議

国際関係学会の最中に、GSQの編集委員会議が開かれた。ランチの場所は会場近くのレストラン。ボスのイェレナが見つけてくれた。

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少し前にも書いたが、このチームはとにかく仲が良く、会話がとても弾む。大笑いしながらみんなでサンドイッチを平らげた。

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国際関係学会初日の出来事@コロンバス

国際関係学会初日、会場に到着すると自分のパネルの時間までわずか30分。慣れない会場をバタバタ歩いてようやくバッジを入手し、パネルの部屋に直行した。

用意していた原稿を頭の中に叩き込み、約15分ほど準備することができた。

私のパネルの発表者は私一人で、それをチェアのオリーがサポートしてくれた。聴きに来てくれた人たちは20名を超えた。

発表はスムーズに済み、質疑応答でも10個ほどの質問を受けそれに答え、1時間ほどでパネルが終わった。

少し休憩し、午後7時半より旧友の方と一緒にレセプションに参加。国際関係学会のジャーナルの幾つかが合同主催するレセプションで、数百名の参加があった。そこで見た日本人は我々を含めて4名だった。

その後、旧友と近くのバーに入り今後の身の振り方等、色々相談に乗って頂いた。とても感謝している。

「世界で一番大きな…」がそろったイリノイ州ケイシー

国際関係学会が開かれているオハイオ州コロンブスに向かう道のりで、朝食のために寄ったのはイリノイ州のケイシー市。

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日本人にはほとんど知られていないが、この街には「世界で一番大きな」ものが至る所に置いてある。

まずは鉛筆。しっかりケイシーと書かれている。

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世界で一番大きな鳥かご。

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世界で一番大きな郵便ポスト。

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世界で一番大きな床屋のマーク。しっかり回っていた。

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世界で一番大きな定規。

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世界で一番大きなサボテン、じゃないでしょと思いきや、奥にあるあれは何だろうか。

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答えはこのロッキングチェア。この街はこれが特に有名だ。

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これはたぶん世界で一番大きくないw。

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そして世界で一番大きなネズミ捕り。ようやるわ。

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そして最後はアメリカの愛国主義。

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プレジデント「日本は"政府の能力"が圧倒的に低い…パフォーマンスが中国よりもカザフスタンよりも下位の42位という現実」

もう少し日本の役所の改善点を指摘していればとても有益な記事になっていたと思う。



同時に、状況は異なるわけだから、他国との比較が日本にとってどれほど参考になるかは分からない。

私の限られた経験によると、日本の役人は個々の能力は比較的高いが、組織の一部として見る場合、その能力を発揮する機会が非常に限られている。入省後の海外留学を含めて、能力のある官僚が活躍できる環境作りが大切だと普段から感じている。
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