Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

セントルイス大学政治学部教授。国際関係学科主任。元米空軍教員。

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ブルースカイはこちら @norikatagiri.bsky.social。

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研究者の方々へ、Global Studies Quarterly (https://academic.oup.com/isagsq) への寄稿を是非ご考慮下さい。副編集長として編集作業に携わっております。お気軽にお問い合わせください。日本の多くの大学がそうであるように、JUSTICE (https://contents.nii.ac.jp/justice) 所属大学の方々はオープンアクセス出版料金が免除されます。

2026年10月

スー・ミ・テリーの件

スー・ミ・テリーの件が新たな局面を迎えたようだ。

https://www.nytimes.com/2026/10/13/nyregion/cia-analyst-south-korea-charges.html

この記事に書いてあることを幾つか。

1.彼女が中央情報局を辞めた理由は解雇を逃れるため。韓国との関係が相当怪しまれていたようだ。にも関わらず彼女は米政権内で栄転を重ね、最終的に東海岸のシンクタンク業界に転出していた点は留意すべき。

2.日韓の歩み寄りに関する2023年のワシントンポスト記事は、韓国側の依頼を元に書いたものであるという。ということは、ここ近年の彼女の作品は海外政府の意向に影響を受けている可能性がある。私は来学期の授業で彼女の論文を使おうと思っていたが、再考する必要ができてしまった。

3.彼女が韓国側から受け取った賄賂は以下を含む。

"a Dolce & Gabbana coat worth $2,845, a Louis Vuitton handbag worth $3,450 and at least $37,000 to a gift account at her think tank"

本人が侵したリスクを考慮すれば、業界と比べ1桁は少ないのでは、と感じる。

初秋にセントルイス郊外の公園を訪れた

週末は車で郊外の公園を訪れた。ここは自然が一杯で探検するところも多いので家族連れに人気がある。

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共同作業中の論文

ケンブリッジ大学にいるドロテアから共同作業中の論文が送られてきた。この2か月で大幅に仕事を進めてくれたいたようで、論文は必要文字数に近づいている。

質問があったので編集者に連絡をし、今後の方向性を再確認した。論文締め切りは12月中旬。

秋の到来1

週末の散歩道にて。秋は秋でも月曜と火曜の最高気温は34度が予想されている。

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困った投稿@GSQ

今週の「なめんなよ」的な投稿@GSQ。

ある分野の大御所による普通投稿(スペシャル・イシューではないもの)を私が担当することになった。私の好きな作品を幾つも書いている人なので興奮したが、論文を読んでみると研究手法のセクションなどが欠けており、全体的に問題があった。

ただ、内容は面白かったので、査読に出そうかと考えながらその人の最新の出版物を見てみると、この論文に類似した本を今年出版していたことに気が付いた。

オープンアクセスの本だったので早速読んでみると、この論文はその本を簡略化したものであったことが判明。主張はおろか事例もそのまま。

そしてここが致命的だが、その本を論文のレファレンスの部分から外していた。その著者の別の作品はレファレンスに載せていた。つまり、類似作品のことを知らない査読者に気付かれないような形で、論文を提出していたのだ。下らない、良い作品なのだから堂々としていれば良かったのに。

チーフエディターに連絡し説明し、論文リジェクトを促した。2日後、デスクリジェクトの決定が著者に伝えられた。

アメリカ中間選挙のパネルに登壇

学部の同僚からの依頼で、来月中旬にアメリカ中間選挙のパネルに登壇することになった。私の担当は外交面をカバーすること。他のパネリストは全員アメリカ内政の専門家。楽しみだ。

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論文プルーフが完成した

PSQで出版される予定の論文のプルーフを2日かけて完成させ、先ほど提出した。数日後に正式に公開されるだろう。その時にまたここで連絡します。

AIを使ってきた査読者の話

AIを使ってきた査読者の話。

1.数か月前、あるジャーナルに投稿。

2.数週間後、R&Rの返事を受け取る。2人の査読者による評価は至って普通だが、そのうち1つは査読者が誰だか推測が付いた。この業界は狭いし、査読者本人の研究を加えることを勧めてきたこともある。ジャーナルはその2人の査読者の意見に同意している。

3.数週間かけて改訂、再提出。

4.数週間後、2度目のR&Rの返事を受け取る。例の査読者のコメントは前回よりも大幅に増え、誰も突っつかないレベルの詳細の問題を指摘してきた。もう片方の査読者は小さなコメントのみ。ジャーナルは今回も、その2人の査読者の意見に同意し、改訂を求めてきた。

5.1・2日かけて、例の査読者のコメントを精査した。すると、その幾つかが事実に合わないことが判明した。私が論文に書いていないことも幾つか書かれていた。

6.ジャーナルの編集長にメールを書く。例の査読者のコメントは正しい部分もあるが、全く関係のないコメントも含まれており、それらは恐らく部分的に人工知能によって書かれた可能性があるのではないかという点を、私は指摘した。

7.数時間後、編集長から返事があり、私が指摘した点に同意し、その査読者のコメントでは正しい部分に基づいて改訂し、もう一人の査読者のコメントを重視するよう促してきた。

8.数週間後、編集長のコメントに基づいて改訂を完了させ再提出した。その際、編集長のみにプライベートのメールを別に送り、人工知能を使って行われた査読に対する対応について簡単にアドバイスを送った。

9.編集長の返事では、今回の事件は最初から起きるべきではなかったと表明。謝罪と共に3度目の査読を約束してきた。例の査読者には再提出した論文は渡さず、もう片方の査読者と編集チームのメンバーで対応を協議するとのこと。

10.今はこの時点。

秋の始まり3@セントルイス

週末は少しドライブして公園まで。気温は20度台前半。秋っぽくなってきた。

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アンディーズ再び

週末を利用してアンディーズでアイスクリームを食べてきた。

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